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京の文教地区、岡崎周辺
 六盛が店を構える岡埼一帯は、美術館、京都市伝統産業会館、京都会館など文化施設があるほか、朱塗りの大烏居が天を指す平安神宮や南禅寺など名所旧跡も豊富。お食事のあと、ごゆっ〈りご散策ください。

 平安神官

 明治28年に平安京大内裏の朝堂院を模して創建されました。京三大祭のひとつ時代祭にはあでやかな京絵巻が朱塗りの大鳥居に映え立って、古都ならではの美しさを見せます。
 京都市美術館
 昭和の御大典を記念してつくられました。多くの芸術家を産みだした京都らしく、近代美術を中心に日本画、洋画、彫刻、工芸、書などが展示されています。
 京都国立近代美術館
 昭和61年に新館が開館。平安神宮の大烏居と相対峙して、岡崎一帯のシンボルともなっています。
 京都市伝統産業会館
 京都の伝統工芸品の総合展示場。西陣織、京友禅、京扇子、竹工、金工などそれぞれ実演で見学できます。

幻の寺・六勝寺跡に建つ六盛

 藤原時代末期に、この岡崎一帯に六つの皇室の御願寺がありました。これらを総称して、六勝寺といいます。
 法勝寺・尊勝寺・最勝寺・円勝寺・成勝寺・延勝寺がそうです。東山の緑を背景に堂塔伽藍のそびえたつ様は圧巻で、院政時代の栄華を誇りました。ところが保元の乱や文治の大地震などによって、壊滅しました。ここ六盛を建てるにあたって、尊勝寺のものと思われる“瓦留め”が多数発見されています。六盛の各部屋は、六勝寺にちなんで名付けました。

疏水は新しい京都の象徴でした

 六盛の前を流れる疏水は、延長20キロ。琵琶湖から山科へ、そして六盛の前を経て、鴨川Iへと流れ込みます。当時の外人技師が不可能と断言したこの土木工事を指揮したのは20歳代の青年でした。六盛から疏水に沿って東に至るとインクライン。インクラインとは、車輪つきの船台土に舟をのせてレールを走る傾斜鉄道のことで、京都の明治発展期の記念物です。

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